22日(月)、関東地方は4年ぶりの大雪に見舞われ、都市が麻痺状態になった。
さいたま市浦和区でもかなりの積雪があり、翌23日(火)、我が家近隣の道が完全に雪に覆われていた。
1週間経った今日も、まだ路面には雪が残り、雪かきが完全ではない箇所は、アイスバーンとなっており、かなりまだ危険である。
日が当たらない道は特に危険で、雪が全然溶けず、輪をかけるかのように、朝晩の冷え込みが厳しいので、凍りつき滑りやすいのだ。
今週の木曜日あたりにまた雪が降るとの予報だが、また先週と同じようなことが起こるのではないかと、大変心配ではある。
特に高齢者が多い地域は、雪かきもなかなかできずにおり、最悪の場合、高齢者が凍った雪で転び、大怪我をするケースも増えている。下手をすれば命にも関わるようなこともあり、対策が急がれる。
こういう時に「行政は何やっているんだ!」と怒りが上がるのだが、大都市であればあるほど、目が届かず、放置されるケースも多々あるのだ。
こういう時に、地元の市議会議員が動くか動かないか、なのだが、対策ができていない地域は、明らかに市議会議員が役割りを果たしていないと判断して良いと思う。
自治会・町会が機能しているかも重要ではあるが、こういう時こそ、市民の代弁者たる市議会議員が役割りを果たすべきなのだ。
残念ながら、市民の代弁者という意識が低い市議会議員が多く、ならば自分の身は自分で守らなくてはならない。
凍結防止剤を予め撒いておいたり、出来ることをしっかりやり備える必要があるが、凍結防止剤や融雪剤はかなり値段が高い。さらに慢性的に品薄状態が続き、自治体でも対応に苦慮しているのが現状である。
滅多に降らないからと、各自治体は雪の対策が後回しになっているようだが、そろそろ雪国並みの対策を講じる必要があるのではないかと思う。