À l'avenir~柳瀬ゴロー公式ブログ

柳瀬ゴローです。FMふじやま、TOKYO854でパーソナリティを務めております。番組のお知らせや川のことなどを綴っております。

帰還

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点滴


代理人MOMOさんが、随分過大評価して代筆してくれてましたけど(汗)

MOMOさんというのは、医療コーディネーターを務めている知人でして、入院前の段階で代筆を請け負ってくれたのです。 

 

最終的には、板橋区にある某病院に入院し、8日間治療に専念しておりました。 その病院というのは、大学病院ではなく、大手医科グループ傘下の総合病院です。メニエール病というと、本来、神経耳科なのですが、その病院では脳神経外科の先生に治療してもらいました。 入院が決まり、私の治療チームが組まれました。転倒の危険があったので、最初は尿瓶のお世話になり、2日目から病室周辺なら歩行可能ということで、点滴も移動式(?)に変わりました。3日目から理学療法士さんと作業療法士さんによるリハビリもスタートし、それはそれは楽しく、しかも理に適ったものでした。眼球の硬いやわらかいというのは、関節の硬さやわらかさと結びつく部分があるそうで、理学療法士さんたちの学識の深さに驚かされました。 入院も三度目となりましたが、この病院の大きな特徴として、患者1人1人に対する向き合い方が、一味もふた味も異なるものでした。10階建ての8階にある4人部屋が私に割り当てられましたが、景色も良く、病棟全体が明るさに包まれているのです。

 

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フレンドリーな雰囲気の中でも、やはり医療機関ならではの、緊張感もありましたが、新たな発見がたくさんありました。 この病院には、海外からやってくる看護師さんも勤務しておりますが、日本式というか、その病院独特のケアのあり方というのを、しっかりと学んでおりました。

 

昨日の退院手続き前も、リハビリ室でみっちりとリハビリを受け、さらに、後輩たちへの教材にしたいとビデオ撮影まで入り、こちらがお世話になっている身ではあるのだけど、私の病状が何らか医学発展のお役に立つと思えば、嬉しいことです。

 

今回、板橋区の某病院には本当にお世話になりました。 いずれその病院が何処なのか明かすことができると思いますが、実は5年前仕事で大変お世話になっていた医科グループ傘下の病院です。 仕事でお付合いしだだけでは分らない、その医科グループの理念であったり、患者との向き合い方であったり、これは入院してみなければ分らないことだったかもしれません。

 

まだまだ完治というのには程遠く、これからが正念場です。 とにかく、腰をすえて、じっくりと治すことが大事であることを認識した次第です。