11月10日(土)清瀬市の、コミュニティセンターひまわりにて、「きよせふれあいまつり2018」が開催された。清瀬市民が気軽に交流しながら、福祉への理解を深めるために毎年開催されているイベント。今年もたくさんの市民が参加し、来訪者も多かった。
川づくり・清瀬の会は、日頃の活動を紹介するパネル展示、そして、柳瀬川に棲息する魚を水槽で展示。ブースを訪れた人々は水槽で泳ぐアユやオイカワ、ヌマチチブに驚き、柳瀬川にたくさんの魚が棲息していることを再認識していた。
なお、水槽展示された魚たちは、1匹残らず柳瀬川に戻された。
今年の「きよせふれあいまつり」も見どころがたくさんあったが、視覚障害者のサポートコーナーでは、点字体験と、ガイド体験が注目を集めた。
実際に点字を打ち込む作業を体験したが、かなり細かな作業なのである。名前を打ち込んだのだが、六文字打つのに四苦八苦だった。
実際に視覚に障害がある方に読んでもらい、間違いがなかったことに安堵。
指先で点字を読む視覚障害者の方は、難なく読み取っていたが、読み取るのに、相当指先感覚が必要であることも認識。
ガイドも体験させていただいたが、実際に視覚に障害がある方をガイドしてみて、我々はかなり注意を払わなければいけないことを学んだ。
例えば、道で視覚に障害がある方を見つけ、困っていそうな場面であれば、いきなり腕は掴まず、「何か困っていることがありますか?」と、声をかけることが、理想とのこと。
最近、視覚に障害がある方が駅のホームから転落したり、交通事故に巻き込まれるケースも多発している。 町で、もし視覚に障害がある方が困っていそうなら、躊躇することなく、ヘルプすることが大事なのである。ただし、緊急時以外は「何か困っていることがありますか?」と、一声かけてからが理想である。