府中市の明星小学校を卒業した私が入学したのは、福生市立福生第一中学校だった。明星学苑には幼稚園、小学校とお世話になったが、小4頃から勉強より面白いことを見つけてしまい、学力は低下の一途を辿ったのだ。それ故明星中学校には上がらず、いや、上がれず、福生1中へ入学するしかなかった。
同居していた叔父や、叔母夫妻の影響もあり、小4辺りからラジオを聴き始め、そのラジオから流れてくる音楽に夢中になったのだ。その流れで、海外から飛んでくる短波放送まで聴くようになり、学校行っている以外はラジオにかじりついていた。
カーペンターズが洋楽スタートだったが、ラジオ(糸居五郎さん)の影響は大きく、ロックだろうがR&Bだろうが、片っ端から聞いていたのが小6の頃だったが、中学へ上がり、さらにジャンルは広がることになる。 私が入った頃の福生1中は、とにかく悪かった。長ランにボンタンな先輩方が校内を闊歩し、授業中に乱入なんてことも多々あり、毎日戦々恐々としていた。そんな恐ろしい学校だから、昼休みの放送も無茶苦茶だったのだ。Kissライブアルバム”ALIVE!”から”Deuce”が鳴り響き、度肝を抜かれた!
Kissだけに限らず、ジミヘンやツェッペリンなどなど、昼休みにロックが鳴り響く、とんでもない中学校だったのだ。痺れたねえ。迷わず私は放送委員会に志願し、長ランボンタンの先輩方が持参しかけるレコードに、毎日心躍らせたのだった。福生という土地柄もあり、アメリカンなカルチャーも身近な存在だったことも幸いした。例えばスピナーズが横田基地に兵士の慰安で来た時かな、FENでライブが中継されたのだが、さすがに基地内へは入れなかったけど、ラジオで楽しんだ。
そこからますますラジオ漬け、音楽漬け生活に拍車がかかったのだが、今こうしていられるのも、当時の経験があったからなのだ。
長くなったが、6月27日(木)の『ふじやまワールドミュージック』、テーマは「みんなティーンエージャーだった」である。リスナーの皆さんもティーンエージャーだった時代はあっただろう。多感な時期故、良い思い出も嫌な思い出もあるだろう。差し支えない程度に、ティーンエージャーだった頃の思い出をお寄せいただきたい。リクエスト曲も、ティーンエージャーだった頃好きだった曲をぜひお寄せいただきたい。
●BOOK BOOKふじやま
●🇫🇷河口湖発パリ行き🇫🇷
バスク地方の魅力
『ふじやまワールドミュージック』木曜日
12:00-15:00
(再放送は金曜日深夜00:00-03:00)
FMふじやま77.6MHz
※インターネットサイマル放送実施中
担当:柳瀬ゴロー
📧info@fujiyama776.jp
📠0555-20-3775