やはり故郷の川はいいなあ。ふらりと柳瀬川沿いを歩きながら、四季折々の景色を眺めるのが日々の楽しみだが、毎日思うことは、ゴミが多いなあということ。 時々、本当に気が向いた時だけね、散歩がてら、撮影がてら、ゴミを拾う。圧倒的に多いのはやはりタバコの吸殻!次いでタバコの空箱、お菓子の包み紙、飲料のペットボトルなどなど。ゴミを拾っていると、釣り人や散歩している人が時々「ご苦労様」と声をかけてくれ、それはすごく嬉しいし、励みになる。だけど、あくまでもマイペースで気まぐれでやっているから、照れくさい。それにね、悪ガキだった頃、まだ異臭が漂う柳瀬川の時代だったけど、散々川っぺりでタバコ吸ってポイ捨てしていたこともあったのさ。だから、今ゴミ拾いしているのは、そのときの罪滅ぼしというのもあるのだ。
今日ゴミを拾って綺麗にしても、明日にはたぶんまたゴミが散乱しているだろう。永遠にこのいたちごっこは続くのだと思うが、誰か1人でもボクの行動を見てポイ捨てを止めてくれたら、少しずつゴミは減ると信じている。減らなければまた拾うだけさと、ポジティブに捉えているのだ。