大相撲九州場所は、日馬富士の騒動やら、休場力士続出など盛り上がらないだろうと思いきや、私が大好きな安美錦の再入幕で大いに盛り上がり、その安美錦は千秋楽で勝ち越しを決め、敢闘賞を獲得した。嬉しかったなあ。取り口の鮮やかさというのかな、若い頃から惚れ惚れしていたけど、年齢を重ねる毎に、洗練されてきたような気がするのだ。まだまだ土俵に立ってくれると思うので、来年以降も頑張ってほしい。
で、今日は安美錦のことを中心に書くのではないのだ。清瀬お隣、所沢出身の北勝富士のことを書こうと思ったのである。 北勝富士も九州場所は、11勝4敗と大いに活躍し、技能賞を受賞。来年以降大関も期待できそうな大器なのである。嬉しいことに化粧回しは所沢のマスコット「トコろん」、そして、ウチノ看板さんが寄贈した化粧回しも使っているのだ。ウチノ看板さんといえば、所沢を代表する企業の１つで、全国的にその名が知られている企業だが、ウチノ看板さんで思い出す仕事というと、所沢駅西口のイルミネーションである。この写真は2010年の時のものだが、大勢のカップルがこのハートの前で写真を撮っていたのを思い出す。以前、内野正幸社長とお会いした時、「地域を発展させるためのサインを考え、ご提案させて頂いている」と、お話されていたことを思い出す。企業のアイデンティティは、確実に地域経済発展に反映される。そして、北勝富士のような未来の角界を背負って立つ有望な力士も育てるのだ。
