国立新美術館で開催中の「平泉展」を見に行った。 友人が出展したので、その激励だったのだが、その友人を誘い、新国立美術館内にある、ブラッスリー・ポール・ボキューズ・ミュゼでランチとなった。
先日91歳で亡くなった、ムッシュ ポール・ボキューズは、日本におけるフランス料理繁栄のきっかけを作った方だ。以前、リヨン郊外にあるポール・ボキューズのお店を、旅を世話してくれた方の誘いで訪ねたことがあったが、当時の私には敷居が高く、しかも緊張していたので、味をよく覚えていないのだ。ただ、「クレームブリュレ」の味だけは覚えている! これだけは忘れられない味になったのだ。
ブラッスリー・ポール・ボキューズ・ミュゼでも、「クレームブリュレ」は味わえた。この味は、ポール・ボキューズならでは、なのだ。深い味わいの「クレームブリュレ」を食しながら、リヨンを旅した時のことを思い出していた。
メインディッシュの、「牛ハラミ肉のグリエ ソース・マルシャンドヴァンじゃがいものグリック添え」も、柔らかく、ソースも絶妙で、美味しかった。付け合わせのクレソンもクセがなく、柔らかだった。
日曜日の昼下がり、何とも贅沢なランチではあったが、ムッシュ ポール・ボキューズの精神を感じながら、友人と会話を楽しんだひとときは、大変有意義であった。
Un ami est allé encourager comme un ami a montré des photos au Centre national d'art, Minato-ku, Tokyo. Au Centre National des Arts, il y a la brasserie Paul, Bocuse, Musée.