À l'avenir~柳瀬ゴロー公式ブログ

柳瀬ゴローです。FMふじやま、TOKYO854でパーソナリティを務めております。番組のお知らせや川のことなどを綴っております。

2019きよせの環境・川まつり開催

 

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7月27日(土)東京都清瀬市の台田運動公園で『2019きよせの環境・川まつり』が開催。台風接近で前日から未明の大雨により、柳瀬川が増水したため、川遊びやウオーター・バルーンは中止されたが、展示・販売は予定通り行われた。

 

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荒幡経夫実行委員長(川づくり・清瀬の会会長)による開会挨拶に続き、渋谷金太郎清瀬市長も開会式挨拶の中で力強く、清瀬を環境先進都市、福祉先進都市として前進させたいと訴えた。

 

小学生による開会宣言、ラジオ体操とオープニングセレモニーもつつがなく終わり、時間を追うごとにたくさんの人々が会場に駆けつけた。

 

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きよせの環境・川まつり実行委員会ブースでは、前日有志により集められた、柳瀬川に投棄されたゴミを展示。  近年世界的な問題となっているプラスティックゴミ撲滅に向けた取り組みなど、柳瀬川・空堀川など、自然豊かな清瀬から環境破壊に繋がるゴミを無くそうとアピール。

 

 

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川づくり・清瀬の会ブースでは、毎年恒例柳瀬川に生息する水生生物を展示、好評を博した。

 

アユ、オイカワ、ウキゴリ、ヌマチチブ、そしてカワムツ、トンボのヤゴなど多彩な顔ぶれに、子どもたちだけではなく、大人たちも目を輝かせていたのが印象的だった。

 

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今年は新潟県佐渡市より「トキの水辺づくり協議会」が参加。 特別天然記念物トキを保護育成させるために、水辺づくりが如何に重要であるかをアピール。

 

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清瀬市内の各団体も、日頃の活動を紹介し、きよせ南口農作物直売会は、採れたて新鮮な清瀬の野菜を安価で販売。長梅雨で野菜高騰している折、好評を博した。

 

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今年も東京都立清瀬高等学校の生徒が、お祭りを支えるために、多数駆けつけた。川づくり・清瀬の会サポートは、硬式テニス部の1年生たち。スタンプ押しや来客対応などで貢献していただいた。

 

毎年、このお祭りは市民、各団体、市職員、市議会総力を挙げて取り組んでいる。

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渋谷市長も、公務多忙の中、ぎりぎりまで会場で市民と語らい、先頭に立ち「清瀬市トップセールスマン」としての役割を果たした。また、細谷祥子東京都議会議員、渋谷けいし市議会議長他、斉藤実、渋谷信之、山崎美和、鈴木隆司、小西みか、佐々木あつ子、清水ひろなが、城野けんいち、宮原理恵各市議会議員も市民に混じり汗を流していた。普段は議場で丁々発止の激論を戦わせる議員同士だが、この日ばかりは党派を超え、会派を超え、和気藹々で共に汗を流した。

 

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川づくり・清瀬の会が何かとお世話になっている、多摩六都科学館もブースを出展し、ピーアール活動を行った。

 

今回は、目玉であるウオーターバルーンや川遊びは中止だったが、清瀬の「よいもの」が大集結し、素晴らしい雰囲気だった。 清瀬には潜在的なパワーがある。清瀬の宝である柳瀬川を有り難く使わせていただき、先進的環境都市にできる、そんな気がするのだ。

 

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閉会式において、柿添信作副実行委員長の挨拶には、その手ごたえも込められていた。

 

来年は天候に恵まれ子どもたちの楽しみである、川遊びやウオーター・バルーンが行われることを願い、ますます清瀬市民が、近隣住民が、環境問題を考え、自然に目を向けるきっかけとしてのイベントであることも切に願う。