昨年11月27日(金)から30日(月)まで、熊本を訪れました。メインはイベントのサポートDJでしたが、2016年に発生した熊本地震、そして昨年発生した球磨川水害の爪痕を見ることで、防災・減災の意識を高めることも旅の目的でした。
11月28日、南阿蘇村の白川水系黒川に架かっていた阿蘇大橋崩落現場に案内していただきました。
熊本地震本震により、橋の真下にある断層が動き、橋脚を支える地盤のずれで崩落したと言われています。
同じ場所に橋を架けることが困難であることから、ここから下流600mの地点に、2021年開通を目指し、新たな橋が架けられます。
大勢の尊い命が失われた熊本地震。この阿蘇大橋付近でも土砂崩れにより若い命が失われました。
私は「数鹿流(すがる)崩れ」と命名された土砂崩れの碑前に立ち、黙祷。熊本地震の凄まじさというものが、少しだけ分かったような気がしました。