今日も「富士山日和」なのである。 朝から綺麗に富士山が見える柳瀬川回廊だが、これだけでも幸せなことなのに、川っぺりを何気に歩くだけでたくさんの「お宝」に遭遇するのである。カメラ片手にのんびりと歩き、まず空を見上げると、飛行機のエンジン音が聞こえてくる。
この時期だと、かなり空が澄んでいるので、8000m上空の機影も何とか撮ることができるが、最近はflightradar24のおかげで、航空会社や機種、便名、目的地まで分るようになったのが有難い。清瀬上空を飛ぶのは、韓国や中国の北京や大連、国内線だと小松や鳥取、出雲などの路線が多いので、割と午前中に本数が多い。 高度8000m以上に成田や羽田を発った旅客機や貨物機が飛び、低空を入間基地にアプローチする自衛隊機が飛ぶ様子を頻繁に目にするし、時として空中でクロスする様子も見えるが、清瀬上空は「飛行機銀座」でもあるのだ。
飛ぶものといえば、柳瀬川ではやはり野鳥を忘れてはいけない。 いつも私がチェックするポイントはここである。
このポイントは、写真を撮るには、やや光線が足りないし、背景が貧弱かなと思うのだけれど、1時間チェックしていると、様々な野鳥に出会うことができるのだ。今の時期は、セグロセキレイ、キセキレイ、ヒヨドリ、コサギ、アオサギ、カワウ、ハシブトカラス、そしてカワセミがここの常連である。そろそろシメもやってくるだろうし、ジョウビタキもおなじみの存在になるだろう。でも、このポイントは過去、イカルがやってきたこともあるのだ。
な
2009年3月だったが、まさかここでイカルと出会えるなんて思ってもみなかったのである。だから、このポイントは珍客が訪れる可能性がある場所でもあるのだ。 そういえば、今年はオナガやゴイサギとほとんど出会うことなかったなあと。
今度は武蔵野線の線路に目を向けてみよう。EF210牽引のフレートライナーなんて見飽きてきるという鉄の方もいらっしゃるかと思うが、こういう風景も日常的なのである。そうだ!証拠写真レベルで恐縮だが....
団体なのか、あるいは単なる回送なのか、185系が武蔵野線通過である。割と頻繁らしいから驚くことでもないが、185が柳瀬川橋梁を通過する様子というのは、なかなか絵になるなあと思った次第。撮りたかった.....
放送人の言葉が乱れているような気がする
昨日のTBS「Nスタ」をちらっと観ていて、相変わらず大相撲の問題を取り上げていたのである。その中で、大隅 潔氏が「片手落ち」という言葉を使ったのである。広辞苑にも掲載されており、一般的にも使用されている言葉ではあるが、放送ではやはり使うべきではない。私もラジオで仕事をしている時、うっかり「片手落ち」を使い、怒られたことがあったのだ。そのうっかりによって傷ついた人がいただろう。暫くマイクの前に座るのが怖かったのだ。
前置きが長くなったが、近年、放送に携わる人による言葉が乱れているような気がしてならない。 例えば、日馬富士に対し、コメンテーターが「晩節を汚す」とコメントしたが、日馬富士はまだ30代である。晩節とは、人生の終末期という意味なので、日馬富士はまだまだやり直しができる年代なのである。だから、日馬富士に対し「晩節を汚す」を使ったのは、間違いなのである。
それと、NHKのアナウンサーまで頻繁に使っており「どうなってんの?」と首を傾げているのが、「なるほど」を目上の人に平気で使っていることなのである。 放送現場にいた時も当然「使うな!」と怒られたが、近年就活セミナーでも、目上に対し「なるほど」は上から目線で失礼になるので使わないようにと指導されているようなので、やはり天下のNHK、使うべきじゃないだろう。
そういえば、日本の支社に勤務経験があり、多少日本語を話すことができるフランス人の友人が「日本語は本当に難しいよ」と、こぼしていたけど、敬語と方言には参ったとのこと。フランス語だって方言あるじゃないかと反論してやったが、日本語ほど複雑じゃないと返されてしまった。確かにそうかもしれない。