先ず、今回の台風19号により、被害に遭われた皆さんにお見舞いを申し上げます。 犠牲になられた方のご冥福をお祈りします。
大型の台風19号は、東海、甲信越、関東、東北各地に被害をもたらせ、ようやく太平洋上に抜けました。 わずか2日間で年間降雨量の3〜4割の雨を降らせ、各地で氾濫や土砂災害を起こし、犠牲者を出し、多数のけが人も出し、家屋を損壊させた、恐ろしい台風でした。
今朝、さいたま市と志木市の間に架かる羽根倉橋近くから荒川を見てきました。 河川敷が完全に水に浸かっており、その水が吹き返しの強風に波を打ち、不気味さを漂わせていました。
埼玉県内では、越辺川、都幾川、九十九川の堤防が決壊し、荒川もこの有様です。
我がふるさと清瀬市を流れる柳瀬川や空堀川は警戒水位を超え、柳瀬川の下流域である新座市や志木市は浸水被害もありました。
今回、清瀬市など流域各自治体は避難所を設置。深澤昌子市議会議員によると、清瀬小学校など、市内6箇所に避難所が設置され、約700人の方が不安な時間を過ごしたそうです。 市の職員の方も不慣れな中、懸命に避難所の運営に努めたと推察します。あえて申せば、実家がある台田団地は高齢者や身体にハンデを抱えている方が多数住んでおります。台田団地から一番近い避難所は、清瀬第三中学校、あるいは清瀬小学校ということでしたが、バスも運休になり、駐車場の関係もあるでしょうが、車での避難が制限され、徒歩避難しか選択肢はありません。ですから、台田団地に住まう方々の多くは、あえて避難所を選択せずに、上の階に垂直避難を考えていた、ということです。柳瀬川が溢れ、団地敷地内まで浸水しなかったことが幸いしましたが、もし団地敷地内まで水が来てしまう事態になった時のことも考え、自治体を中心に消防、警察、自治会、市民有志、共に考える時が来たのではないかと思うのです。
とにかく、実家がある団地が何事もなかったことに安堵しましたが、今回の台風でふるさとが酷い目に遭ってしまった方のことを思うと、胸が痛くなります。一日も早く復旧を願います。
10月17日(木)の『ふじやまワールドミュージック』、テーマは「ふるさとを褒めよう」です。
写真は、亡き父の心のふるさと、長崎県千々石の海岸です。幼少時、祖父の仕事の関係で千葉から長崎県に転居し、千々石の海に育てられたそうです。
私の心のふるさとというと、お世話になっている富士河口湖町、八丈島、キザと言うなかれ、パリ😅 そして忘れてはいけない父が生まれた千葉県ということになりますが、特に水郷佐原は、なんかしっくり来ます。なんでかな。ひょっとしたら理想の風景に出会えるから、なのかもしれません。
ぜひ皆さんの「ふるさと自慢」お寄せください。生まれ故郷でも、心のふるさとでも結構です。お待ちしてます。
『ふじやまワールドミュージック』木曜日
12:00-15:00
(再放送は金曜日深夜00:00-03:00)
FMふじやま77.6MHz
※インターネットサイマル放送実施中
担当:柳瀬ゴロー
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