朝から曇り空が広がる清瀬上空。気温も低く、多分釣り人も、カメラマンも、散歩する人も少なかろうと、朝から柳瀬川のソロ清掃活動に励んでいた。予想通り、人通りも少なく、気兼ねすることなくゴミが拾える。
相変わらずポイ捨ては多いが、いつもより多い。 枯れ葉近くにタバコの吸い殻が捨ててあるのがすごく気になったのだが、もし枯れ葉に引火したら確実に火災に繋がるのだ。川べりだから大丈夫だとか、そういう問題ではない。
相変わらず酷いのが、台田運動広場なのである。ゴミは持ち帰るのが決まりだが、植物を植える土管がゴミ箱や吸い殻と化しており、清瀬市からの呼びかけは無残にも破られているのだ。
約2時間ゴミを拾い、ボランティア袋は満杯になった。内訳は、吸い殻がダントツ、飴玉や菓子の空袋、空き缶、ペットボトル、弁当の空箱などである。あとはマスク、それと使用済みティッシュが多かった。マスクや使用済みティッシュはどんな菌を含んでいるか分からないので、取り扱いには注意した。鼻をかんだのか、ワンちゃんのお尻を拭いたのか、それは分からないが、迂闊には触れないので、細心の注意を払ったのである。
ゴミのポイ捨ては、人類が存在する限り無くならないだろう。自治体や保護団体がいくら呼びかけようが、絶対無くならないと思う。しかし、手は緩めてはいけないのだ。しっかり呼びかけをする。そして、私たちがひたすら拾うのである。いたちごっこと知りながらも、拾うしかないのである。それで柳瀬川を美しく守ることができるなら、お安い御用である。