À l'avenir~柳瀬ゴロー公式ブログ

柳瀬ゴローです。FMふじやま、TOKYO854でパーソナリティを務めております。番組のお知らせや川のことなどを綴っております。

いじめの現場に遭遇し....

昨日の午後である。実家近所、所沢市側だが、あるパン屋さんの前で、いじめの現場に遭遇した。同級生同士だが、周りから押さえつけられた子が、身体がデカイヤツに両方のほっぺたを引っ張られていたのだ。直感的にいじめだと思った私は彼らのところへ急行し、「何いじめてんだ!」と問い質したところ、身体がデカイヤツは、一瞬たじろぎ「いじめてません」と神妙な顔つきになった。 

 

当然この件は学校など関係機関へ通報したのだが、この光景を見て、幼き日のことが頭をよぎった。

 

小学生の頃、こんなヤツがいた。先生の前では優等生で模範生を演じながら、裏では陰湿ないじめを繰り返しているのだ。いじめを受けた生徒は先生に直訴をしたが、先生は「●●君がそんなことするはずがない」とまったく取り合なかったどころか、優等生で模範生を演じているいじめっ子に知らせてしまったのだ。

 

その後いじめっ子がどんな仕打ちをしたか想像つくと思うが、いじめを受けていた子は登校拒否をし、引きこもってしまったのだ。

 

実は大人の世界でも同じようなことが起きており、 極々最近その事を聞いてしまったのだ。

 

クラスや職場、サークル、PTAなど組織の中で、先生や上司の前では媚びへつらい、優等生を演じているが、部下や仲間に対しては威張り、ターゲットを定め、いじめるというヤツは多い。

 

「●●は人気者で人望も厚い。だからそんなことをするはずがない」

 

違うんだなあ。もし心底そう思い込んでいたら、その先生や上司は相当視野が狭い。

 

いじめを受けている側はなんらかの形でSOSを発信している。絶対にそのSOSを見逃してはいけないのだ。

 

ウチのクラスや職場、サークルに限ってそんなことはない! いや、もしかしたらあるかもしれないのだ。