10月20日（火）川づくり・清瀬の会は、清瀬市、多摩六都科学館、市民の皆さんご協力の元、清瀬金山緑地公園内池の外来種調査・駆除作業を実施しました。J:COMさん、所沢なびさんも取材に入っていただき、たまたま金山緑地公園にいらした皆さんご注目の中、作業を行いました。
2月の『緊急SOS！池の水全部抜く大作戦』で駆除しきれなかったブラックバス、ブルーギルいました！
さらに、スッポンも発見！ サイズを測っていたら私、スッポンに噛まれそうになりました。
以下、川づくり・清瀬の会荒幡会長より
「金山緑地公園内の池に生息する外来種駆除報告」
川づくり・清瀬の会 荒幡経夫
実施日：令和2年10月20日（火曜日）晴
参加者：12名
市職員2名、多摩六都科学館1名、川づくり・清瀬の会9名
水質：水温－17.2℃ PH－7.5 COD－2PPN NO₂－0.01PPM NH₄－0.2PPM EC－219
内容：今回も、前回使用したH100㎝×W50㎝×D250㎝の袋網に、H100㎝×W1250㎝の袖網を左右に取り付けた定置網を使用した。
定置網への魚の追い込みには、人海戦術により葦原から追い出しながら、定置網へと魚を追い込む方法を実施した。
作業は、定置網の設置ポイントを変え、計3回実施した。
今回の結果：6種98尾を採集した。
【在来種】
「オイカワ」
14尾
6～12㎝
【外来種】
「ブラックバス」
45尾
6～31㎝
「ブルーギル」
36
5～8㎝
「コイ」（色ゴイ）
1尾
60㎝
「スッポン」
1匹 23㎝（甲長）
「ミシシッピアカミミガメ」
1匹 20㎝（甲長）
感想：2月に大掛かりな「かいぼり」を実施してたくさんの外来種を駆除したが、期待に反して例年の捕獲量に比べれば少なかったが、ブラックバス・ブルーギルの生息を確認した。サイズが例年に比べてほぼ倍くらいの大きさなので、競争相手が減ったことにより捕食環境が良くなり成長へ繋がったと考えられる。
池には、大量のヘドロが20～40㎝程堆積していた。大きな石や水没した旧噴水施設などもあり作業に支障をきたしていた。泥が増えると、植物が生え湿地化してしまい、池の環境が変わることが懸念されるので浚渫の必要性を感じた。
外来種調査・駆除の様子はJ:COMチャンネル『ジモト応援！つながるNews〜たまろくと』で、10月20日（火）は短信的にご紹介いただき、10月21日（水）は、川づくり・清瀬の会荒幡会長のインタビューを交え、詳しくご紹介してくださるそうです。各日17:00より放送。
https://c.myjcom.jp/jch/tsunagarunews/index.html
